ひび煮詰まっているあたくしです。雪のセイだ。。


イベントのお仕事。

あたしのお客さんではないのですが、気に入ってもらっていて

意味もなく打ち合わせによばれたりします。

30歳くらいの方で、おじさんに足を踏み入れたばかりの、感じのいい人。

先輩が席をはずしているうちに、仕事の話を持ちかけられました。

社内に担当がいる場合、仕事を受けてはいけない決まり。

信用と期待のお返しに、企画は作ってもって行かなくてはと思うけれど、

いいのかなぁ、どうしよう。

さわやかなボディータッチの回数と、自分の営業数字が頭をぐるぐる。


30歳前後の既婚男性の好意を受けやすい。 

そして、なぜだかそれはちっとも嫌じゃない。

彼らからの特別扱いは、あたしにとって甘受するべきもの。

彼らは、他のどんな年齢よりも純粋で正直で幼いから、言葉と態度には嘘がない。

社会との折り合いをつけるための計算と下心は、隠しているつもりでも見えてしまう。

自分を美しく見せられないバカ正直なあたしは、ほんのちょっとだけ彼らに似ている。

感受性豊かな彼らはきっと、そんなあたしを感じ取っている。


勘違いを承知で言えば、あたしは男の友達にすごくすごく愛されている。

それは、恋愛感情とは反対の愛情。性的対象にはなりえない。

不真面目なあたしは、彼らが辛いときでもあまり手を貸さなかったりする。

けれどいつも、あたしを大事に思い、心から心配してくれる男の人たち。

あたしは、彼らの気持ちを甘受する。


自分のカンジュセイとは、つまり優しさを甘受する感性なのだとふと思った。