どうしよう。 共鳴しちゃうのね、あたしたち。

うつっちゃったのかしら、そのコイゴコロ。

人のものだなんて思っていない。 奪い取った人が勝ちでしょう?


なんでそんなにステキなんですか。

チェックのシャツにカフスボタン。

お尻のポケットからちらりと見せるハンカチまでチェック。

本音のとき出てきちゃう関西弁がまたぐっと来る。

毒舌でも、好き嫌いがもろ態度に出ちゃってても、

おしゃべりでも、ずるがしこくっても、うそ笑顔がステキだからいいのだ!

で、で、37歳って!

かっこよすぎません?歳間違えてません?

あたしと14歳差!? ありえない!

そりゃー既婚でしょうね。 なんで結婚しちゃうのかしら。


セクハラって、本当にする人次第だ。

手でも足でもどんどん触ってください。

あの笑っちゃうくらいにいやらしーい手つきで。

あたしのグラスもペットボトルも、全部口つけられたって嬉しいくらいです。

酔った勢いでなら抱きつかれてもかまわない。

あのときばかりは、ホステスうらやましい!と思った(笑)

プロには勝てないもんなぁ。


ただの「女」になるのはいつかでこりごり。 叶わなくていい。

好みだなんて言われても悔しい。 お昼誘ってくれるのも悔しい。

ビクトリアだし。スープ3種類混ぜたの飲まされるし。

でも、目が合うたびに「好き」って言うギャグは嬉しい。 ギャグだから。

下の名前で呼んでくれるのも。

振り向いたらいつも見てるのも、ごくたまに真剣な顔してるのも。

奥さんに間違えられて固まったのは嫌だったからではなかったんだよねぇ。


あー、名前よびたーい。

あたしなら絶対、離さないのに。

もっともっと、好みの女になってやる。

我慢できないくらいに。 せめてもの嫌がらせ。。