信じられないことに、目が覚めたら9時を過ぎていた。下っ端は8時半出社だ。


起きたのは、先輩からの電話。

「寝てていーよー」と言われてあー!!!!!となる。


その後すぐに上司から電話「午後から出社でいいよ。」


しばらくしてまた上司からの電話「今日は休んでいいから。支社長命令だよ。」


今日中にやるべきことが、珍しく山積みだったのに・・・校了日だものね。

電話でできるものは自分で、それ以外は恐れ多くも上司に引き継ぐ。


起きれなかった理由は明白。 意志の弱さ、緊張感のなさ。

イベントが続いて4日から休みがない中、

反省会兼打ち上げでセクハラ飲み会をノンアルコールで耐え抜き、

1時に会社にもどって原稿を書いていたら3時半。

帰ってシャワー浴びたら明るかった。

・・・起きれないかもしれない不安は的中。


それにしても、アメとムチのうまい会社だ。

バイトでもこんな風には休めないのに。 いい会社だと思う。


慣れていてもセクハラは辛い。

する人も、あえて見ないようにする人も、本気で止めない人も嫌。

セクハラの嫌悪感は男の人にわからないものなのだろうか。


楽しい雰囲気を壊したくないのと、自分自身を壊したくないのと。

限界を過ぎれば、よく分からなくなるのだと知る。

触られているのが、足なのかお尻なのか胸なのかすら。


笑顔を作り、伸びてくる手やら足やらをよけながら思う。

世の中も、あたし自身の価値も、大したことないんだよ。