なんとなく、なんとなくで過ごしてしまう今日この頃。


変わらずある一定の温度を保つことができない。 ココロの話。


強烈に感情をかき乱された瞬間のことが、どうしても忘れられない。


その瞬間を繰り返し続けたい。


けれど、バンドも作家も俳優も、成長して、ときには退化して、変化してしまう。


知らないところが増えていく、自分の温度とずれていく。


気がつくと心は離れている。 


淋しくならないように、大好きな1曲だけを繰り返し聴いて、同じ映画ばかり見て、同じ本ばかり読む。


いつのまにか、大好きだった瞬間は過去になっている。


そうやってまた「今」とはぐれてゆく。


今を見ず、何にも考えずに「いるだけ」で生きられる現実。


激しく感情が揺れることが欲しい。


欲望が、欲しい。