4月の話。


平日の一人暮らしを再開して1ヶ月ちょっと。

残業生活も思い出して、一人でぐっすり眠って。

そうこうしているうちに、飲み会がバタバタと増え、

一人も苦痛じゃなくなっていた。


ずっと、誰かの為にしか生きられなかったのに。

相方が来るから部屋を片付け、料理をして、朝1時間早く起きて弁当を作る。

できないことだらけだったのに、少しずつ慣れてきて。

相方を支えたくて、それを支えにしすぎて立てなくなって。

これじゃ相方をダメな子にしちゃう、と

泣きながら一人暮らしに戻したのだ。


最近、自分のためにもお弁当を作れるようになった。

一人でもご飯を作るし、掃除も時間があいたらするようになって。。

相方以外のオトコノヒトのことを考えるようになったのは

行き過ぎだったけれど。


松葉杖を使いすぎて、骨折が直った後も1ヶ月は自力で歩けなかった

あたしはこの歳でやっと、つかまり歩きを卒業した。